こんな疑問に答えます。

一人暮らしをはじめて約20年。ずっと全身鏡のない生活をしてました。
本当は置きたいけどワンルームで狭いし洗面台の鏡で間に合うしまぁいいかと。
でもやっぱり鏡あったほうが全身コーデ確認できるしいいよな。

Amazonでタイミングよく20%オフのセール中だったのでポチることにしました。

この時すでに37歳。遅ればせながら、人生初の全身鏡のある生活がスタートすることに。

するとどうでしょう。

全身鏡を置いてから、

控えめにいって美意識が高まりました。
自分を客観視するクセがついたと言っても過言じゃないです。

僕がやるようになったのは毎日鏡で自分の姿を確認するだけ。

洗面台の鏡だと顔や上半身は映りますが、それはあくまで全体の一部。
全身に気を配ろうにも見えないので意識できないんですよね。
全身鏡があれば、足先から頭まで全体像が映ります。体型の小さな変化にも気づけます。

上半身だけ見たらキマってるように見えるけど、上下のコーデをよく見たらアンバランスで芋臭い…

もったいないですよね。
全身鏡があれば意識できてたかもしれないのに、それがないためにスルーしてしまってたとしたら。

たかが全身鏡、されど全身鏡。

全身鏡があればそういったセルフチェックの抜け漏れが防げます。置いてみてめちゃ実感してます。

 

モテる人とモテない人の差は「鏡を見る回数の差」だよ

鏡見ない人で魅力的な人やモテる人は見たことない

鏡見ないから「自分の顔なのにわかってない」現象が起こる

ダサい人ほど姿見鏡すら持ってない

モテる人は街中歩きながらショーウィンドウの隙間も鏡にして「常に自分のことを見てる」からね

— けい (@kei_male_apex) January 12, 2021

完全同意ですね。

そこで今回は、全身鏡がないと損する理由を僕なりに3つ挙げてみます。
3分くらいお付き合いください。

 

部屋に全身鏡がないと損をする３つの理由

断言します。
独身男性こそ全身鏡は置くべきです。
3つの理由を挙げます。

①身だしなみのチェックができない

全身鏡がないと自己認識が甘くなりがち。
上半身だけみて「俺イケてる」と思い込んでるとイタい奴認定されてしまうかもしれません。

イメージしてみて下さい。

休日の出かける前。
今日はマッチングアプリで知り合った女性とデート当日。

どんな服装で会おうかな…
女性は清潔感を求めるって言うけど、キレイめ過ぎると堅苦しくて嫌がられるって聞いたことがある。

そうだ、上はジャケットにして下はGUで買った流行りの太めのボトムスで合わせてみよう。
キレイめとカジュアルのバランスがおしゃれの公式ってどこかのファッション系YouTuberが言ってたし。

どれどれ…

どっちがセルフチェックに適してるでしょう？

言うまでもないですね。
洗面台の鏡だと「本当に大丈夫？」と不安がつきまといます。

女性とお茶してる最中にシャツの裾にミートソースのシミがついてるのに気づいたり、横並びで歩いてるときにかかとでズボンの裾を踏んでることに気づくと、そわそわして落ち着かなくなりますよね。

「やべっ、シミついてるやん…(ソワソワ)」

不安があるとそれが気になって会話を楽しむ余裕が生まれず、デート中なのに自分の外見ばかり気になってしまいます。
会話に集中できずにつまらない男と認定されてしまうのはもったいないですよね。

ヘアースタイルは洗面鏡でチェックできますが、服のシミとか汚れまではなかなか目が行き届かないので抜け漏れがでやすいんですよね。

②コーディネートの完成度が甘くなりがち

身だしなみはトータルバランスで決まります。
おしゃれな人は総じて、全体のシルエットにとてつもないこだわりを持ってるもの。

例えばGパンを履いたときのたまり具合。
ハイカットとローカットのスニーカーを履いた時では、たまり具合がちがうのでシルエットが変わります。
ブランドでも変わりますよね。

例えばナイキのエアフォースワンとアディダスのスタンスミス。

エアフォースワンの方がソールが厚いので、ジーンズの裾がより高く持ち上がってたまりが大きくなりやすい。
スタンスミスは比較的フラットで薄いソールなので、ジーンズの裾が地面に近くたまり具合は控えめになる傾向があります。

ファッションヲタよりのマニアックな話に聞こえるかもですが、コーデチェックするには大事なポイント。

全身鏡があれば、靴を履いたまま全身コーデを確認できるので自分好みのたまり具合をつくれます。

おしゃれは足元からと言われるように、足元からヘアースタイルまで含めて、全体に映るシルエットでコーディネートは決まります。

全身鏡を置くまえは、古着屋とかGUの試着室でセルフチェックをしてましたが、家に帰ってから全身コーデが確認できないのでそれが悩みでした。
試着室ではよく見えたけど、いまはどうなんだろう？とイマイチ確信がもてなかったんですよね。

自身が確信に変わった。
イチローの名言を引用するわけじゃないですが、全身鏡を置いてからコーディネートにより自信がもてるようになったと実感してます。

③体型に気を遣うようになる

毎日全身を見る癖がつくと自分の体型変化に気づきやすくなります。

体重計に乗るだけだとこうした変化には気づけません。
ナルシストな行為ですが、全身鏡で己の肉体をまじまじと見るめることで日々の微妙な体型変化に気づけます。

全身鏡を見ることで客観的に体型をジャッジできるので、「もっと痩せなきゃな」「もっと筋肉つけないとな」とか問題意識が芽生えるんですよね。

現状のカラダに問題意識をもつことで、改善しようって気持ちが出てくるし、体型が崩れないように気をつけようと健康意識も高まります。
自分自身のホームドクター的存在ですね。

僕は毎日お風呂上がりに、全裸で自分の体型をチェックするクソキモい習慣ができました笑

SNSにアップしたら即BAN必至ですが、おかげで今まで以上に体型に気を遣うようになったのも事実です。

全身鏡を置くと筋トレが捗る

サボりがちだった筋トレも完全にルーティン化しましたね。

鏡を見ながら筋トレするとモチベが上がるんですよね。

ジム通いしてる人ならわかりますよね。

重たいバーベルを持ち上げてる鏡に映る自分に酔いしれたり、ダンベルトレーニング後に二の腕の浮き出た血管を見てニヤニヤしたり…。

鏡を見ることで正しいフォームでできてるか確認できるのはもちろん、成長してる実感が得られて自己肯定感が上がるんですよね。

男というのは、日々レベルアップしていく自分に生きがいを感じる生き物。
ドラクエでレベル上げに夢中になった経験ありますよね。あれと同じ。

全身鏡をみることで、筋肉の進捗を確認できるのは地味にデカいです。
己と向き合って筋肉がレベルアップしていく姿を確認することで、筋トレを継続するモチベにつながります。

ちなみに僕は軽めの筋トレのみですが、プッシュアップバーを使って腕立て５０回とスクワットを週５でやってます。
プッシュアップバーは器具なしの床の腕立てよりも負荷がかかるのでおすすめです。

関連記事：腕立て伏せを毎日続けるコツ【プッシュアップバーで習慣化できる】

まぁとにもかくにも、自宅トレーニングするなら全身鏡は必要です。

料理で例えるならまな板。
自炊をしようと決意したのにまな板を買わない選択肢はないですよね。
自炊するならダイソーのペラペラのやつでも何でもいいのでまな板を買おうとするはず。

さすがに全身鏡はダイソーでは買えませんが、Amazonで数千円で手に入ります。

よほどこだわりがなければ、全身が映る鏡ならなんでもいいんですよ。

ワンルームで部屋が狭いなら壁に貼るタイプにすればいいですし、置くスペースがあるならスタンドミラーを選べばいいかと。
僕は木製フレームのやつがよかったので下記のものにしました。

部屋の広さと予算に合わせて選べばいいと思います。

 

鏡を見ることは自分を確認すること

全身鏡のある生活は、自分がどう見られてるか？を意識するのにめちゃめちゃ重宝します。

自分を客観的にみつめる生活必需アイテムといっても過言じゃないです。

 

自分の審査員として、M-1審査員が芸人を評論するかのように、通りすがりの素人の服装をピーコが辛口でファッションチェックするかのように、第三者目線で自分の姿をジャッジできるようになります。

部屋に鏡を置くだけ。
たったそれだけのことなのに、鏡に映った自分を半強制的に視界に入る状況を作ることで、自分がどう見られてるか客観視できるようになると気づかされました。

全身鏡を置くことで、自然とPDCAサイクルを回せるようになるんですよね。

常に見られる環境をつくれば、自然とPDCAを回そうとするので、振る舞いも変わるし、服装にも体型にも気を配るようになる。
僕はめちゃくちゃ後悔してます。

職場のトイレで手を洗ったあと、ショッピングで試着するときくらいしかまともに全身シルエットを見てなかったですからね…
自分を大切にしてなかったと思います。

もっと早く気づいてたらまた違った人生を送ってたかもしれない…

過ぎた時間を悔やんでも仕方ないですが、正直もっと早くから置いておけばよかったと本気で思います。

もしあなたが置く場所がないのを買わない言い訳にしてるなら、僕ははっきり言います。

今すぐ手に入れましょう。

それが20歳の頃の自分に届けたい嘘偽りないメッセージだから。